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三脚

プロとアマの撮影機材の差、これがいちばん顕著なのは三脚でしょう。プロは三脚にこだわります。お金をかけます。撮影においてカメラやレンズの次に大切だからです。なかにはあまりこだわらない方もいらっしゃいますが、わたしはその反対です。以前は使用カメラやシーンに応じて使い分けられるよう5本所有していたのですが、撮影対象の変化に伴い(商品や料理、建築などの撮影をまったくやらなくなった)、使用頻度が極端に少ないものは友人に引き取ってもらったので、現在あるのは3本です。

20年以上愛用しているのが、18歳のときに購入したハスキー3段。我々の世代のプロカメラマンは必ず1本は所有しているという、質実剛健という言葉がぴったりのアメリカ製の三脚です。常時愛車のトランクルームに入れてあります。まだまだ現役です。三脚って本当に一生モノですよ。三脚とわたし、どちらが長生きするか、いざ勝負!

中判カメラや大判カメラ、超望遠レンズを使用するときはジッツオのアルミニウム三脚を使用します。雲台はマンフロットのジュニアギアヘッド。はっきりいって重いです。フットワークは悪くなるのですが、安定性が高くてブレにくいです。首都圏およびスタジオ専用というわけでもなく、国内旅行でも飛行機+レンタカーで移動するときは携行します。

いちばん登板回数が多いのがジッツオのカーボン三脚です。軽さ重視で、海外旅行はいつもこの三脚です。雲台もジッツオです。この三脚用に雲台を3種類用意してあって、国内では使用カメラやシーンに応じて使い分けています。

実はいま新しい三脚を物色中です。年齢からくる体力および筋力の低下が主な原因なのですが、なかなか気に入ったものが見つかりません。軽ければなんでもよいというものでもなく、たとえばEOS-Ds Mark IIIやD3に大口径の望遠ズームを装着した状態でも安定するなど、三脚としての役割をしっかりと果たしてくれなければ困ります。三脚を使用したのにブレて失敗してしまっては意味がないですからね。わたしの場合、特に最近は風の強い海辺での撮影が多いので神経質になりがちです。カーボンといってもいろいろあって、ゴルフクラブのシャフトのように素材のハイテク化が進んでいるので、三脚選びの際はこのあたりにも注目しています。

三脚選びのあとは、それに合った雲台選び。製品カタログを開いたり、インターネットで検索しているこの瞬間が、わたしはたまらなく好きです。5万円とか10万円の買い物になるので慎重に選んで、最終的には店頭で現物をチェックして決めることになるでしょう。現在のところの最有力はベルボンのNeo Carmagneシリーズです。

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