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ヤンゴンで命拾い

いやー、本当に死ぬかと思いましたよ。
いまとなっては笑い話ですが、今回の旅行で撮影した写真が遺作、
10月からの写真展が回顧展にならなくてよかったです。

空港からホテルへ向かう途中、乗っている車が燃えたのです。
大きく炎上したり爆発してしまうようなことにはならなかったのですが、
これはもう運がよかったとしか言いようがありません。

運転手が何かを叫んだあと、車を急停車して外へ出たのですが、
足もとから煙が吹き出てきたので私も急いで脱出しました。
緊急時はミャンマー語ではなく英語で叫んでほしいものです。

実は車内が少しガソリン臭くてイヤな予感がしていたので、
ノートPCや貴重品などが入ったリュックを背負ったまま、
カメラバッグもヒザの上にのせて後部座席に座っていました。
私の予想が見事に的中してしまったというわけです。
それらを持って素早く脱出し、車から走って遠ざかりながら
首からさげていたGR DIGITAL IIで状況撮影!

信号待ちをしていたタクシー運転手が消化器を持ってきたのですが、
煙が激しく吹き出ていて車に近寄ることができません。
車の下には炎も見えていて、大爆発の危険性もあります。
この車の最後部にはガスボンベが積まれているのです。

なんでも、最近はガソリン価格が高いので、
天然ガスでも走れるように改造したばかりなのだそうです。
そのためか調子はいまひとつで、空港まで来るのも大変だったとか。
でも、ホテルまでは問題ないだろうということだったのですが……。

20年以上前の日本車がたくさん走っているミャンマー。
火災事故も少なくないようで、消化器を携行していることもあるようです。
そのおかげで車内に取り残してきたスーツケースも助かりました。
でも、警官がいる交差点だったので、運転手さんにとっては不運でした。
たっぷりと罰金(?)をとられていました。

私のほうはこれといってケガもなく、所持品もすべて無事です。
でも、もし運が悪かったら……考えるだけでゾッとしますね。
丸焼けにならなくてよかったです。日焼けで黒いですが。
代わりの車が迎えに来るまで近くのレストランでビールを飲みました。

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